日本人にとって国民病とも呼ばれるがん。何よりも重要な早期発見のためには、定期的ながん検診の受診が大切です。一度の撮影でほぼ全身のがんを調べられるPET-CT検査は、受診者にとってメリット豊富。この記事では名古屋を中心とした愛知県内で全身がん検査のPET-CT検査を受診できる病院、専門施設をご紹介します。これから人間ドックを検討している方も、ぜひPET-CT検査を検討してみてください。
※施設情報は2023年12月現在の内容です。 PET-CT検査は自由診療の検査です。
PET-CT検査
FDGというブドウ糖に似た検査薬を受診者の体内に投与したら、PET機器のベッドに横たわり全身を撮影します。撮影した画像から、FDGが多く集まっている場所にがんがある可能性が高いと判断されます。
PET-CTは甲状腺がんや大腸がんの早期発見を得意としています。ドゥイブスは肺や心臓の病変検出が苦手とされていますが、PET-CTは肺がんの発見や、再発・転移を診断するためにも用いられています。
なお、この検査では糖の代謝を見ていることから、血糖値の高い方は診断精度が低くなることが考えられます。検査はトータルで2~3時間ほどで終了します。
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「DWIBSとPET-CTどっちを選ぶべき?」
[名古屋市中川区]名古屋掖済会病院
名古屋掖済会病院(名古屋市中川区)は、名古屋駅からタクシーで約25分。市バスでのアクセスも可能です。1978年5月に東海地方で最初の救命救急センターとして開設され、2006年には現在の救命救急センターを新築しました。全身がん検査を受けられるPET-CTや、320列CT、3T-MRIなどの機器を所有し、悪性腫瘍の治療を中心とした高度医療、病気の早期発見を目指す検診や病気の進行を未然に防ぐ予防医療の分野にも力を入れております。
名古屋掖済会病院 概要 |
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所在地 | 愛知県名古屋市中川区松年町4-66 |
最寄駅 | ≪名古屋駅より≫ 市バス利用:バスターミナル4番、または21番(ミッドランドスクェア前)のりばから 幹名駅2「東海橋」「野跡駅」行き乗車 「玉船町3丁目(掖済会病院)」下車、西へ徒歩5分 タクシー利用:約25分 |
休診日 | 土曜日・日曜日 祝日・年末年始(12月29日から1月3日) |
電話番号 | 052-652-7711 |
施設URL | 名古屋掖済会病院HP |
責任者※ | 院長 河野 弘 |
略歴※ | 1978年:名古屋大学医学部卒業 1981年:癌研究会付属病院 研修医 1985年:名古屋大学医学部第一外科 医員 1991年:名古屋掖済会病院 外科医長 1995年:名古屋掖済会病院 外科部長 2007年:名古屋掖済会病院 副院長 2017年:名古屋掖済会病院 院長 |